走井茶屋
かつて東から東海道で逢坂の関を越えれば山城国。現在の滋賀県と京都府の県境とは少し位置が違う。その東海道の山城国入口に走井(はしりい)という清らかな水がこんこんと湧く井戸があり、平安時代から歌に詠まれるほどの名高い水だった。江戸時代になると東海道を往来する旅人が増え、走井の水で喉を潤す者も多かったのであろう。街道沿いには走井茶屋と呼ばれる茶店が軒を連ね、名物の走り井餅を売っていた。その様子は広重の浮世絵、「東海道五十三次 大津」に描かれる。

逢坂の関跡を超えた旧東海道は国道1号から分岐して大谷町へ入る。かつて街道沿いには走井茶屋が軒を連ねた。

往時の走井茶屋の様子が描かれている。

”元祖走井餅本家”の碑が置かれている民家。かつての走井茶屋で、走り井餅の発祥なのだろう。

旧東海道は京阪京津線に分断されるので、歩道橋を渡って国道1号を進もう。

広重の浮世絵に描かれている茶店は現在の月心寺である。車の往来が激しい国道1号沿道に位置し、今も走井の井戸が残っている。

これが現在の走井。平安時代の昔から名水を湛えてきた井戸である。

旧東海道は国道1号を進んで大谷町から追分町へ。写真の国道上を交差する陸橋は名神高速道。この先、いよいよ京都府へ入る!

逢坂の関跡を超えた旧東海道は国道1号から分岐して大谷町へ入る。かつて街道沿いには走井茶屋が軒を連ねた。

往時の走井茶屋の様子が描かれている。

”元祖走井餅本家”の碑が置かれている民家。かつての走井茶屋で、走り井餅の発祥なのだろう。

旧東海道は京阪京津線に分断されるので、歩道橋を渡って国道1号を進もう。

広重の浮世絵に描かれている茶店は現在の月心寺である。車の往来が激しい国道1号沿道に位置し、今も走井の井戸が残っている。

これが現在の走井。平安時代の昔から名水を湛えてきた井戸である。

旧東海道は国道1号を進んで大谷町から追分町へ。写真の国道上を交差する陸橋は名神高速道。この先、いよいよ京都府へ入る!

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