日本橋っ!
【第1日目】1月7日(日)
爆弾低気圧とやらの到来で前日は大雨。さすがに出立は無理かと思っていたが、今日は少々風が強いが嘘のように晴れ上がり快晴。ところどころに黒い雲は残るもののおそらく雨は降らないだろうとの判断で日本橋へ向かう。
銀座線の日本橋駅で降り、まずは日本橋の品川側にあるエクセルシオールで朝食と軽く一服を済ませ11時に日本橋に立つ。

日本橋はその頭上に首都高が走っているため、景観が失われていると最近にわかに世論が盛り上がり、首都高を地下に埋めてしまおうという計画が持ち上がっている場所である。確かにここに立つとそのことを実感できる。英泉が日本橋の景観を描いた有名な浮世絵である「日本橋雪之曙」のように、お天と様どころか首都高に遮られてろくに空すら見えやしない。絵に描かれている江戸橋の向こう側に日が昇る光景など、現在では不可能な代物なのである。
たまたま女の子が英泉の絵を片手に同じような構図で写真を撮っているようだったが、おそらく自分と同じような葛藤を抱いたことでしょう、多分・・・。早いとこ首都高埋伏計画を実現して、日本橋に日の光を取り戻してほしい。そしてついでにあの巨大な排水溝と化している日本橋川も優雅に川船が行き交う清流にしてほしいなぁ・・・とつくづく願うしだいである。
前置きが長くなってしったが、日本橋は知る人ぞ知る日本の道の起点であり、五街道はもちろんのこと日本国総ての道は日本橋に通じると言っても過言ではない場所であります。その証として日本国道路元標なるものが、日本橋の北詰に設置されている。
そして忘れてはならないのがここにあった魚河岸の存在である。かつてこの日本橋が架かる日本橋川沿いには魚の問屋や店が密集し、魚河岸と呼ばれる市場が形成されていた。江戸近郊で水揚げされた魚介類がここに船で運ばれ集まってきたのである。現在の変わり果てた光景を見てしまうと想像するのも難しいが、江戸前の魚介類がここに来れば食し、手に入っていたのかと思うと感慨深く、何となく魚の生臭い匂いが日本橋の上でも感じ取ることができるのである。かなり気のせいだが・・・
爆弾低気圧とやらの到来で前日は大雨。さすがに出立は無理かと思っていたが、今日は少々風が強いが嘘のように晴れ上がり快晴。ところどころに黒い雲は残るもののおそらく雨は降らないだろうとの判断で日本橋へ向かう。
銀座線の日本橋駅で降り、まずは日本橋の品川側にあるエクセルシオールで朝食と軽く一服を済ませ11時に日本橋に立つ。

日本橋はその頭上に首都高が走っているため、景観が失われていると最近にわかに世論が盛り上がり、首都高を地下に埋めてしまおうという計画が持ち上がっている場所である。確かにここに立つとそのことを実感できる。英泉が日本橋の景観を描いた有名な浮世絵である「日本橋雪之曙」のように、お天と様どころか首都高に遮られてろくに空すら見えやしない。絵に描かれている江戸橋の向こう側に日が昇る光景など、現在では不可能な代物なのである。
たまたま女の子が英泉の絵を片手に同じような構図で写真を撮っているようだったが、おそらく自分と同じような葛藤を抱いたことでしょう、多分・・・。早いとこ首都高埋伏計画を実現して、日本橋に日の光を取り戻してほしい。そしてついでにあの巨大な排水溝と化している日本橋川も優雅に川船が行き交う清流にしてほしいなぁ・・・とつくづく願うしだいである。

前置きが長くなってしったが、日本橋は知る人ぞ知る日本の道の起点であり、五街道はもちろんのこと日本国総ての道は日本橋に通じると言っても過言ではない場所であります。その証として日本国道路元標なるものが、日本橋の北詰に設置されている。
そして忘れてはならないのがここにあった魚河岸の存在である。かつてこの日本橋が架かる日本橋川沿いには魚の問屋や店が密集し、魚河岸と呼ばれる市場が形成されていた。江戸近郊で水揚げされた魚介類がここに船で運ばれ集まってきたのである。現在の変わり果てた光景を見てしまうと想像するのも難しいが、江戸前の魚介類がここに来れば食し、手に入っていたのかと思うと感慨深く、何となく魚の生臭い匂いが日本橋の上でも感じ取ることができるのである。かなり気のせいだが・・・
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