箱根旧街道 挟石坂・風越坂・釜石坂・赤石坂・向坂
【2018年11月4日(日)旧東海道 三島宿→箱根宿】
箱根峠を越えて伊豆国から相模国へ。箱根峠から箱根宿まで1km程しかなく、それほど遠くはない。しかし挟石坂・風越坂・釜石坂・赤石坂・向坂と呼ばれる急坂が続き、ここを登る者にとっては辛苦の道程だろう。反して降る者にとっては、足元に気を配りつつ石畳の坂道を一気に降り、苦も無く箱根宿へ辿り着く。芦ノ湖畔に宿場を形成した箱根宿は、江戸時代に宿の東方江戸方に箱根関所を設け、江戸へ出入りする「入鉄砲に出女」を厳しく取り締まった。

箱根峠を越えて間もなく、国道1号と箱根新道が合流する。そのため地形が改変され旧道は消失。

ここを直進方向に渡らねばならないのだが、付近に横断歩道が無い。車の往来が途切れたところを見計らって急ぎ足で渡ろう。

合流地点から国道1号を少し下ったところ、国道沿いに挾石坂へアクセスする入口。

かなりの急勾配になっており階段が付けられている。

国道から挟石坂へアクセスする階段。挾石坂の旧道に盛り土して国道を通したのだろう。旧道と国道を繋ぐためこんな急勾配な階段を付けたと思われる。

階段下から石畳の下り坂が現れる。

風越坂の石畳(坂下方向)。

風越坂より坂上。

道の両側に杉並木を残す釜石坂(坂下方向)。

釜石坂より坂上。

国道1号の下を潜り抜ける赤石坂。石畳と杉並木を残す。

赤石坂より坂上。

峠から箱根宿へ向け降って最後が向坂。ここを降りきれば箱根宿の芦川町に。

向坂より坂上。

向坂の上り口にある芦川の石仏群。元々は芦川の駒形神社境内にあったものをここに移したという。万治8年(1658)建立の庚申塔が最も古く、江戸時代後期に建てられた巡礼供養塔等がある。

箱根宿京方出入口、芦川の駒形神社前より向坂を望み。

芦川の駒形神社。

箱根宿芦川町の町並み。

芦川入口バス停。この辺りが芦川町と三島町の境。

箱根宿三島町の中心部、箱根関所南交差点。ここを左に曲がったところが箱根駅伝往路のゴール地点。

天野平左衛門本陣跡に建つ畔屋。

宿内を一気に通り抜けて箱根関所へ向かう曲がり角に。

箱根関所へ続く旧東海道。この辺りは新町と称していた。

”ふれんず”という土産物店でちょっと休憩。

関所まんじゅうと酒まんじゅうを生姜湯をチビチビやりながら頂き。

関所前の玉屋。

箱根関所京口御門。日が暮れ始め閉館時間まであと僅か。箱根宿と関所は次の歩き旅で時間をとって巡ろう。

箱根町港バス停へ向かうべく宿内を戻り、途中で団子が食べたくなり”雲助だんご本舗”に寄る。

雲助だんごを食べながら再び一休み。

箱根町港バス停から箱根湯本駅行きのバスに乗車し帰途につく。
【旧東海道歩き 第34日目】三島駅→三島宿→箱根宿→箱根町港バス停 歩行距離約19Km
箱根峠を越えて伊豆国から相模国へ。箱根峠から箱根宿まで1km程しかなく、それほど遠くはない。しかし挟石坂・風越坂・釜石坂・赤石坂・向坂と呼ばれる急坂が続き、ここを登る者にとっては辛苦の道程だろう。反して降る者にとっては、足元に気を配りつつ石畳の坂道を一気に降り、苦も無く箱根宿へ辿り着く。芦ノ湖畔に宿場を形成した箱根宿は、江戸時代に宿の東方江戸方に箱根関所を設け、江戸へ出入りする「入鉄砲に出女」を厳しく取り締まった。

箱根峠を越えて間もなく、国道1号と箱根新道が合流する。そのため地形が改変され旧道は消失。

ここを直進方向に渡らねばならないのだが、付近に横断歩道が無い。車の往来が途切れたところを見計らって急ぎ足で渡ろう。

合流地点から国道1号を少し下ったところ、国道沿いに挾石坂へアクセスする入口。

かなりの急勾配になっており階段が付けられている。

国道から挟石坂へアクセスする階段。挾石坂の旧道に盛り土して国道を通したのだろう。旧道と国道を繋ぐためこんな急勾配な階段を付けたと思われる。

階段下から石畳の下り坂が現れる。

風越坂の石畳(坂下方向)。

風越坂より坂上。

道の両側に杉並木を残す釜石坂(坂下方向)。

釜石坂より坂上。

国道1号の下を潜り抜ける赤石坂。石畳と杉並木を残す。

赤石坂より坂上。

峠から箱根宿へ向け降って最後が向坂。ここを降りきれば箱根宿の芦川町に。

向坂より坂上。

向坂の上り口にある芦川の石仏群。元々は芦川の駒形神社境内にあったものをここに移したという。万治8年(1658)建立の庚申塔が最も古く、江戸時代後期に建てられた巡礼供養塔等がある。

箱根宿京方出入口、芦川の駒形神社前より向坂を望み。

芦川の駒形神社。

箱根宿芦川町の町並み。

芦川入口バス停。この辺りが芦川町と三島町の境。

箱根宿三島町の中心部、箱根関所南交差点。ここを左に曲がったところが箱根駅伝往路のゴール地点。

天野平左衛門本陣跡に建つ畔屋。

宿内を一気に通り抜けて箱根関所へ向かう曲がり角に。

箱根関所へ続く旧東海道。この辺りは新町と称していた。

”ふれんず”という土産物店でちょっと休憩。

関所まんじゅうと酒まんじゅうを生姜湯をチビチビやりながら頂き。

関所前の玉屋。

箱根関所京口御門。日が暮れ始め閉館時間まであと僅か。箱根宿と関所は次の歩き旅で時間をとって巡ろう。

箱根町港バス停へ向かうべく宿内を戻り、途中で団子が食べたくなり”雲助だんご本舗”に寄る。

雲助だんごを食べながら再び一休み。

箱根町港バス停から箱根湯本駅行きのバスに乗車し帰途につく。
【旧東海道歩き 第34日目】三島駅→三島宿→箱根宿→箱根町港バス停 歩行距離約19Km

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