札沼線廃線跡 中ノ岱駅~碧水駅
石狩金沢駅から一路国道275号を北上、札沼線(新十津川駅~石狩沼田駅)の廃線跡を訪ねてみよう。昨年(2017年)8月に石狩追分駅から和駅までの現況を訪ねた続きで、中ノ岱駅と碧水駅の駅跡を見てみたい。廃止から46年が過ぎた姿を。

空中写真データ:国土地理院 整理番号MHO631X-C4-6を基に作成
昭和38年(1963年)撮影、中ノ岱駅付近の空中写真。上が石狩沼田、下が新十津川方面。駅周辺一帯には田畑が広がり、農家がまばらにある程度。少々わかりくいが単式ホームに待合所らしき建物が見える。中ノ岱駅は起点の桑園駅から101km、終点の石狩沼田駅まで10.4Kmで、雨竜郡北竜町板谷に所在した。昭和31年(1956年)に旅客のみ取扱いの駅として新設、昭和47年(1972年)新十津川~石狩沼田間の廃止に伴い廃駅。

中ノ岱駅跡より”道の駅サンフラワー北竜”。札沼線の中ノ岱駅が消えた代わりに今は道の駅がある。

かつては写真中央方向に新十津川方面への札沼線が延び、ここに中ノ岱駅があったはず。廃止から46年が経ち全く痕跡を留めていない。

中ノ岱駅跡より石狩沼田方面。

中ノ岱駅より新十津川方面。かつてここに線路が敷かれていたとは、今じゃ誰も気づかない。

”道の駅サンフラワー北竜”側より中ノ岱駅跡。道路の向こう側が駅跡。

中ノ岱~碧水間の札沼線跡。向こうが碧水方面で、路盤は舗装されて道路になっている。

昭和38年(1963年)撮影、碧水駅付近の空中写真。上が石狩沼田、下が新十津川方面。駅付近の国道275号(空知国道)と国道233号(深川国道)を中心に市街を形成、駅から北西側の深川国道沿いに碧水小学校(現 碧水生きがいセンター)が見える。碧水駅は起点の桑園駅から102.8km、終点の石狩沼田駅まで8.6Kmで、雨竜郡北竜町碧水に所在した。昭和6年(1931年)に一般駅として開業、昭和47年(1972年)新十津川~石狩沼田間の廃止に伴い廃駅。

碧水駅跡前。農業倉庫が建ち並び、かつて駅前だったことをうかがう。

ここが碧水駅跡。

旧駅舎らしき建物が残っている。

入口には”へきすい”の表札を掲示していた。

駅跡より石狩沼田方面。路盤の名残りは全く残していない。

最後に碧水駅跡付近、中ノ岱駅方面への路盤跡。私が生まれた時には線路がここに敷かれていたはず。往時に思いを馳せて…。
撮影日:2018年8月10日(金)

空中写真データ:国土地理院 整理番号MHO631X-C4-6を基に作成
昭和38年(1963年)撮影、中ノ岱駅付近の空中写真。上が石狩沼田、下が新十津川方面。駅周辺一帯には田畑が広がり、農家がまばらにある程度。少々わかりくいが単式ホームに待合所らしき建物が見える。中ノ岱駅は起点の桑園駅から101km、終点の石狩沼田駅まで10.4Kmで、雨竜郡北竜町板谷に所在した。昭和31年(1956年)に旅客のみ取扱いの駅として新設、昭和47年(1972年)新十津川~石狩沼田間の廃止に伴い廃駅。

中ノ岱駅跡より”道の駅サンフラワー北竜”。札沼線の中ノ岱駅が消えた代わりに今は道の駅がある。

かつては写真中央方向に新十津川方面への札沼線が延び、ここに中ノ岱駅があったはず。廃止から46年が経ち全く痕跡を留めていない。

中ノ岱駅跡より石狩沼田方面。

中ノ岱駅より新十津川方面。かつてここに線路が敷かれていたとは、今じゃ誰も気づかない。

”道の駅サンフラワー北竜”側より中ノ岱駅跡。道路の向こう側が駅跡。

中ノ岱~碧水間の札沼線跡。向こうが碧水方面で、路盤は舗装されて道路になっている。

昭和38年(1963年)撮影、碧水駅付近の空中写真。上が石狩沼田、下が新十津川方面。駅付近の国道275号(空知国道)と国道233号(深川国道)を中心に市街を形成、駅から北西側の深川国道沿いに碧水小学校(現 碧水生きがいセンター)が見える。碧水駅は起点の桑園駅から102.8km、終点の石狩沼田駅まで8.6Kmで、雨竜郡北竜町碧水に所在した。昭和6年(1931年)に一般駅として開業、昭和47年(1972年)新十津川~石狩沼田間の廃止に伴い廃駅。

碧水駅跡前。農業倉庫が建ち並び、かつて駅前だったことをうかがう。

ここが碧水駅跡。

旧駅舎らしき建物が残っている。

入口には”へきすい”の表札を掲示していた。

駅跡より石狩沼田方面。路盤の名残りは全く残していない。

最後に碧水駅跡付近、中ノ岱駅方面への路盤跡。私が生まれた時には線路がここに敷かれていたはず。往時に思いを馳せて…。
撮影日:2018年8月10日(金)

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