小野の瀑布
旧中山道は寝覚簡易郵便局の前でY字路左の道を選び、上松中学校の前を通る。中学校付近には石畳の坂道が残っており、少しだけ往時の面影を残している。滑川橋を渡り小野原集落まで来ると、旧道は中央本線と並行して坂道を一気に下る。下りきったところで線路を潜り抜け国道19号に合流すると小野の滝は近い。
木曽八景の一つ「小野の瀑布」として紹介されている小野の滝。歌川広重と渓斎英泉の合作、「木曾街道六十九次」の浮世絵には上松宿として小野の滝が描かれている。すぐ上には中央本線の鉄橋が架かり、景観を損ねているようにも見えるが、なかなか珍しい光景でもある。白糸のように流れ落ちる優美な清水は、旅人にひとときの憩いの場を提供する中山道の名所であった。

再び参道を通り寝覚集落へ戻る。写真正面に見える大きな木は、上松町の天然記念物に指定される桂の木。

上松中学校付近に残る石畳の坂道。

滑川橋を渡る。昔は桟、伊奈川橋とともに木曽三大橋の一つといわれたらしい。現在の橋もかなり古そう。かつては国道19号線だったことがうかがい知れる。

坂道を上って小野原集落を抜けると、今度は中央本線と並行して一気に坂道を下る。

坂道を下りきると右へカーブし線路下を潜り抜ける。国道19号を進み小野の滝へ。

国道19号のすぐ脇にある小野の滝。滝壺脇に不動尊の御堂や常夜灯が残る。古くから中山道の広く知られた名所であり、御嶽信仰の水行の場でもあった。

白糸のように水が落ちる様は美しい。

滝のすぐ上に中央本線の鉄橋が架かる。
木曽八景の一つ「小野の瀑布」として紹介されている小野の滝。歌川広重と渓斎英泉の合作、「木曾街道六十九次」の浮世絵には上松宿として小野の滝が描かれている。すぐ上には中央本線の鉄橋が架かり、景観を損ねているようにも見えるが、なかなか珍しい光景でもある。白糸のように流れ落ちる優美な清水は、旅人にひとときの憩いの場を提供する中山道の名所であった。

再び参道を通り寝覚集落へ戻る。写真正面に見える大きな木は、上松町の天然記念物に指定される桂の木。

上松中学校付近に残る石畳の坂道。


滑川橋を渡る。昔は桟、伊奈川橋とともに木曽三大橋の一つといわれたらしい。現在の橋もかなり古そう。かつては国道19号線だったことがうかがい知れる。


坂道を上って小野原集落を抜けると、今度は中央本線と並行して一気に坂道を下る。


坂道を下りきると右へカーブし線路下を潜り抜ける。国道19号を進み小野の滝へ。

国道19号のすぐ脇にある小野の滝。滝壺脇に不動尊の御堂や常夜灯が残る。古くから中山道の広く知られた名所であり、御嶽信仰の水行の場でもあった。

白糸のように水が落ちる様は美しい。

滝のすぐ上に中央本線の鉄橋が架かる。

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