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しまむー

Author:しまむー
自称りーまんな旅人。
千葉県在住。

■現在地

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現在地:三条大橋(京都府京都市)

江戸から534km 京都まで0km

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    【 中山道 旅の報告 】 

2008年10月13(月)
江戸日本橋を発ってから・・・
1年10ヶ月もの月日をかけて、 ついに京都三条大橋に到着しました!
京都三条大橋
応援のコメントありがとうございました。(^人^)感謝♪

 

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急がば回れ
旧中山道と合流し草津宿を抜けた旧東海道は、平成14年(2002年)に完成した新流路の草津川を越えて矢倉に入る。ここで近江八景の一つ、矢橋(八橋)の帰帆 で名高い”矢橋の渡し”へ向かう道が分岐。今もその行先を示す矢倉道標が分岐点に残され往時を物語っている。矢橋の渡しは草津宿と大津宿を結ぶ琵琶湖上を行く水運のことで、瀬田の唐橋を渡って陸路を行く道程よりも近くて早かった。

それなら琵琶湖を舟で向かった方が賢明だろうと、1分1秒の速さを求める現代人は思うだろう。しかし、この矢橋の渡しは比叡山からの吹き下ろしてくる風によって危険を伴った。安全確実な瀬田の唐橋を回る陸路の方が結局早く目的地に到着できたわけだ。室町時代後期の連歌師宗長(そうちょう)は『武士(もののふ)の 矢橋(やばせ)の舟は早くとも 急がば回れ 瀬田の長橋』と詠んだ。

そう、これが”急がば回れ”の語源なのである。


矢倉橋
草津川を矢倉橋で渡り矢倉へ。


旧東海道・矢倉
矢倉を行く旧東海道。


姥が餅屋跡・瓢泉堂
旧東海道と矢橋道の分岐点にある瓢泉堂(姥が餅屋跡)。ここに姥が餅という名物を売る店があった。広重の浮世絵「東海道五拾三次 草津・名物立場」にその様子が描かれている。


矢倉道標
寛政10年(1798年)に建てられた矢倉道標。「右やばせ道 古連より廿五丁 大津船わ多し」と刻まれ、矢橋の渡しへ至る矢橋道を案内している。『勢多(瀬田)へ廻ろか 矢橋へ下だろか ここが思案の姥が餅』と俗謡に歌われ、急がば回るか、回らぬか、大津方面へ向かう旅人はここで思案したようだ。


旧東海道・矢倉南交差点
旧東海道は矢倉南交差点で国道1号を越えて野路町へ入る。


野路の一里塚
上北池公園内にある野路一里塚の碑と一里塚を模したモニュメント。ここより北西へ30m付近にかつての一里塚が築かれていたが、明治14年(1881年)民有地に払い下げられ消滅した。


旧東海道・野路
野路を行く旧東海道。平家物語や多くの紀行文に野路の地名が見え、古くから宿駅として賑わった。やがて草津が宿駅として発展するにつれ、野路はしだいに寂れていったようだ。


清宗塚
遠藤権兵衛家の庭にある清宗塚。平宗盛の嫡男、清宗の胴塚と伝わる。野洲市篠原にも平宗盛父子の胴塚と伝わる場所があり、以前の記事に書いたので、詳しくは『奢る平家は久しからず』を参照して下さい。


子守り地蔵さん
旧東海道の路傍に並ぶ子守り地蔵さん。ほのぼのとしたお地蔵さんです。


野路の玉川跡

あすもこむ 野路の玉川萩こえて 色なる波に 月やどりけり

かつて日本六玉川に数えられ、古くから歌枕に詠まれてきた野路の玉川。上記の歌は「千載和歌集」にある平安時代後期の歌人源俊頼の歌である。野路の玉川は萩の名勝として、近世には「近江名所図会」に紹介され、広重の浮世絵にも描かれた。


弁天池
弁天池の畔を経て。


旧東海道・南笠東(狼川)
旧東海道は南笠東(狼川)を過ぎると大津市へ入る。


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テーマ:街道の旅 - ジャンル:旅行

近江路 | 12:53:01 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
しまむーさん
新年はじめてのご挨拶になりました。

「急がば回れ」の語源、あらためて分かりました。
私の場合、矢倉の道標も「なんでここに道標?」ぐらいにしか思わず通過しています(笑)
いよいよ大津に入りましたね。この先も楽しみにしています!
今年もよろしくお願いします。
2009-01-12 月 21:37:19 | URL | ビアヘーロ [編集]
ビアヘーロさん、こんばんは。
矢倉の道標は旧東海道筋では重要なポイントですよ。広重の浮世絵にもここの様子が描かれており、それを踏まえた上でここを見ると往時の様子が何となく目に浮かんできます。できれば近江八景の一つだった矢橋の様子も見に行きたいところでしたが、時間の関係でパスしました。この日は”瀬田の夕照”を見ることが目的だったので。
遅ればせながら今年もよろしくお願いします。
2009-01-19 月 00:54:39 | URL | しまむー [編集]
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