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深谷宿

深谷宿にて



【第7日目】2月25日(日)



天気は晴れ。しかし天気とは裏腹に真冬の寒さ。完全防備に身を包み、深谷駅に降り立つ。深谷駅はレンガ造りのモダンな駅舎。東京駅のミニチュア版といった様相だ。駅前には深谷が生んだ偉人、明治の実業家・渋沢栄一像が建てられている。
モダンな駅舎の深谷駅
まず深谷といえば「ねぎ」。ここで生産出荷されるねぎは、「深谷ねぎ」のブランドで全国的に知られる。品種は長ねぎや白ねぎと呼ばれる根深ねぎで、白の葉鞘部分が長い。以前ゴルフでこの近くに来たときに、帰りに深谷ねぎを買い、ねぎ飯にして食べたことを思い出す。甘みのあるねぎはご飯とマッチして実に美味かった。

深谷宿稲荷町の常夜燈から旧中山道に歩みを戻す。深谷宿は旧商家や土蔵が点在し、地方の商店街といった風情の中に、宿場時代の名残を残す街並みだ。街道に交わる細い路地には、室町時代に形成された城下町時代の町割りの雰囲気も感じる。
深谷宿には味のある店が軒を連ねる
深谷宿は江戸から9番目の宿場で、1843年(天保14年)には人口1928人、家数524軒、本陣1、脇本陣4、旅籠80軒。隣の熊谷宿では旅籠に飯盛女(遊女)を置くことを禁じていたため、ここは旅籠の数が非常に多い。英泉の描く深谷宿にも多くの遊女が描かれている。

本陣は宝暦2年(1752年)から代々飯島家が努め、深谷町にある飯島印刷所が本陣跡。ここの裏手には本陣の一部が残されているが、非公開となっている。手作りの説明板と小さな花壇が設けられ、ここが本陣であったことを僅かに物語る。
田所町の常夜燈
田所町にある菊泉の醸造元・滝澤酒造はレンガ建築が印象的な造り酒屋だ。街道を挟んでその向かい側にある吉村屋製菓舗も味のある老舗。この先宿場の出入口には稲荷町と同様に常夜燈が置かれている。この田所町の常夜燈は天保11年(1840年)の建立だ。
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テーマ : 街道の旅
ジャンル : 旅行

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プロフィール

しまむー

Author:しまむー
自称りーまんな旅人。
北海道旭川市出身。18歳で実家を出て千葉県に移り住んで約30年、2022年11月転勤をきっかけに千葉県柏市から茨城県土浦市へ引っ越し。今は茨城県民として筑波山を仰ぎ見ながら日々を過ごす。

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