いざ下野国こと、栃木県へ
【2009年8月22日(土) 旧日光街道 古河宿→野木宿 道中】
古河宿を後にして一路、野木宿を目指す。といっても、古河と野木の宿間距離は3km弱しかなく、あっという間に着いてしまうのだが、道中に重要なポイントが一つある。そう、茨城県と栃木県の県境である。本成寺から県道261号野木古河線を北進すると、左手にマーケットシティ古河というショッピングモールがあり、この敷地が県境を成している。この辺り、実に複雑な県境を形成しているうえ、栃木県を示す道路標識もないので、うっかり歩いていると「えっ・・・栃木県!?」なんて感じ。

旧日光街道は本成寺参道前を過ぎてすぐ、県道野木古河線に合流して北上する。写真はその合流点で、手前から左斜めに進むのが旧道の道筋。

古河市松並を行く県道野木古河線。松並という地域名から松並木があるのかと思いきや、淡々とした県道が続くだけである。かつては松並木の街道が続いていたのだろう。

県道から古河第一中学校に至る一中通り(松並1丁目と2丁目の境)に、その地名らしさを感じる松並木があった。花と緑のモデル都市整備事業とやらで、平成4年に整備されたようだ。良い雰囲気の道であるが、縦横無尽に空を走る電線が邪魔くさいなあ。

身体の具合が悪い所に塩を塗ればご利益があるという塩滑地蔵。御堂前にしっかりと塩が置かれている。御堂に安置されている地蔵は著しく磨耗しており、昔は地蔵に塩を直接塗りつけていたのだろう。

マーケットシティ古河の辺りが茨城県と栃木県の県境であるが、かなり複雑に入り組んでいてわかりにくいので、下図を参照してほしい。かつての下総国と上野国の国境は野木宿が古河藩の管轄だったことを考えれば、もう少し北寄りだったと思われる。
古河宿を後にして一路、野木宿を目指す。といっても、古河と野木の宿間距離は3km弱しかなく、あっという間に着いてしまうのだが、道中に重要なポイントが一つある。そう、茨城県と栃木県の県境である。本成寺から県道261号野木古河線を北進すると、左手にマーケットシティ古河というショッピングモールがあり、この敷地が県境を成している。この辺り、実に複雑な県境を形成しているうえ、栃木県を示す道路標識もないので、うっかり歩いていると「えっ・・・栃木県!?」なんて感じ。

旧日光街道は本成寺参道前を過ぎてすぐ、県道野木古河線に合流して北上する。写真はその合流点で、手前から左斜めに進むのが旧道の道筋。

古河市松並を行く県道野木古河線。松並という地域名から松並木があるのかと思いきや、淡々とした県道が続くだけである。かつては松並木の街道が続いていたのだろう。

県道から古河第一中学校に至る一中通り(松並1丁目と2丁目の境)に、その地名らしさを感じる松並木があった。花と緑のモデル都市整備事業とやらで、平成4年に整備されたようだ。良い雰囲気の道であるが、縦横無尽に空を走る電線が邪魔くさいなあ。


身体の具合が悪い所に塩を塗ればご利益があるという塩滑地蔵。御堂前にしっかりと塩が置かれている。御堂に安置されている地蔵は著しく磨耗しており、昔は地蔵に塩を直接塗りつけていたのだろう。

マーケットシティ古河の辺りが茨城県と栃木県の県境であるが、かなり複雑に入り組んでいてわかりにくいので、下図を参照してほしい。かつての下総国と上野国の国境は野木宿が古河藩の管轄だったことを考えれば、もう少し北寄りだったと思われる。

スポンサーサイト