会津本郷

【会津西街道歩き 第17日目】会津本郷→大町札の辻→鶴ヶ城(若松城)



【2012年1月22日(日)会津西街道 会津本郷→鶴ヶ城(若松城)下】
会津西街道歩きの最終章である。前日の土曜日に会津若松入り、”天然温泉「富士の湯」は宿泊客無料”の文言に釣られ、駅前にあるフジグランドホテルに宿泊。ホテルでチェックインをそそくさと済ませ、早速ほど近くにある”富士の湯”へ。会津若松駅から徒歩1分という信じられない程に好アクセスにある”富士の湯”、「ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉」の天然温泉を存分に楽しめる。浴場はものすごく広いのに脱衣所が少々手狭なのは残念な感じだが、日帰り温泉なら仕方ないところだろう。

ゆうゆう日帰りの湯 富士の湯
http://fujinoyu.jp/

天然温泉で体を癒し、缶ビールを2缶空けて就寝、明朝6:15に起床して身支度を整え、ホテル内の”中国料理 黄鶴楼”で朝食を済ませて、会津若松駅7:37発只見線(会津川口行)に乗車する。定刻通りの7:52会津本郷駅に下車、まずは前回サスペンデッドとなった本郷市街まで歩みを戻し、本郷市街から約2ヶ月ぶりに高倉観音の丸山を拝んで、2012年初っぱなの旧街道歩きをスタートする。さあ、鶴ヶ城(若松城)下の大町札の辻へ向けて会津西街道を辿ろう。

本郷は江戸初期に福永宿へ宿駅の機能が移されるまで宿場だった町。現在は広瀬神社から新町にかけての瀬戸町通り周辺に会津本郷焼の窯元が集まり、焼き物の町として知られる。会津本郷焼の歴史は古く、文禄2年(1593年)蒲生氏郷が城主の時、多量の陶土が採れる本郷に、城の屋根瓦を葺く職人を播磨国(現 兵庫県)から招いたことに始まりがあり、後の正保4年(1647年)藩主保科正之により尾張国(現 愛知県)瀬戸の陶工、水野源左衛門兄弟が招かれ、会津の冬の寒さに耐える赤瓦が開発されて焼瓦の進展を見た。以来藩用窯として本格的な製陶が行われた。

会津西街道 会津本郷


会津本郷駅
7:52会津本郷駅に下車。さ、寒い…。


会津本郷駅
会津本郷駅を後にしてまずは本郷市街へ向かう。


福島県道128号 会津本郷
本郷市街から丸山を望む。晩秋の2ヶ月前に訪れた時とは様相が一変、丸山はすっかり冠雪し、会津は本格的な冬を迎えていた。


福島県道128号 会津本郷
本郷は古く宿場だった町。江戸時代初期に福永へ宿駅の機能が移された。


広瀬神社
本郷の東端に鎮座する広瀬神社。


広瀬神社前
広瀬神社前にて。床屋の大胆な店名”イッ髪やらせろ”に思わず目が留まり…。


宗像窯と常勝寺
広瀬神社横の小路を入ったところにある宗像窯。道の突き当りに見えるのは常勝寺。宗像窯の歴史は古く、焼き物をはじめたのは享保4年(1718年)のことという。江戸時代中期の築造と伝わる登り窯を有している。詳細はこちらに詳しい↓

宗像窯公式ホームページ
http://www.munakatagama.net/


登り窯
宗像窯から観音山を少し登ったところにある登り窯。この小屋の中に登り窯があるのだが、入口は鍵が掛けられ中を見学することはできなかった。宗像窯公式ホームページ によると、「登り窯は山の傾斜を利用して燃焼効率を最大限に高めた伝統的な薪窯」だという。


会津美里町歴史資料収蔵室 向羽黒山城跡史跡案内・解説
登り窯から更に坂道を上がると会津美里町歴史資料収蔵室に着く。ここは観音山や岩崎山(向羽黒山)への登山口。岩崎山(向羽黒山)は芦名盛氏によって築かれた向羽黒山城跡であり、大規模な山城の遺構が残る。


本郷市街と丸山を望む
観音山登山口付近より本郷市街と丸山を望む。


福島県道128号 瀬戸町
街道に戻り瀬戸町を行く。


山田製菓店 山田まんじゅう
山田製菓店でその名も”山田まんじゅう”を購入。カラメル入りの薄皮に包まれたこしあんは適度な甘さで、1個食べると思わず2個目に手がいってしまう。


会津美里町インフォメーションセンター
山田製菓店の向かいにある会津美里町インフォメーションセンター。

会津美里振興公社
http://www.aizu-misato.jp/index.php


福島県道128号 瀬戸町
付近に会津本郷焼の窯元が点在する瀬戸町。


新開橋
瀬戸町と新町の境をなす新開橋。


福島県道128号 新町
明治から大正初期にかけて本郷の陶業は隆盛を極め、新町には料亭や芝居小屋が軒を連ね歓楽街として賑わった。


福島県道128号 新町
福島県道128号(会津西街道旧道)と県道130号が合流する交差点。旧道は県道219号となって直進する。


福島県道219号 新町
新町バス停付近。


福島県道219号 駅前
駅前を行く県道219号。


福島県道219号 駅前
会津美里町と会津若松市の境界をなす五叉路。旧道は直進方向、左斜めの道は会津本郷駅へ至る。


会津西街道旧道 北会津町上米塚
融雪のため道路の中央から噴水する雪国ならではの光景。実はこれが歩行者には厄介。見ての通り水浸しながらきれいにアスファルト路面が出ているので、車は結構なスピードで走り抜けゆき、その度に水を跳ねかけられる始末…。


泉源寺玉光堂
泉源寺玉光堂。安置される地蔵菩薩は大同年中(806年~810年)徳一大師の作と伝わる。


会津西街道旧道 北会津町上米塚
上米塚の旧道。直進する小路が旧道で、阿賀川(上米塚の渡し跡)へ続く。


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非公開コメント

ああっ!

もうゴールされましたか!
フィナーレ、楽しみにしております!

No title

>イッ髪やらせろ

とは恐れ入った^^ そっち系の店ですか?ロゴもピンクだし。

某国あたりでは、床屋って言うとそっち系だね(笑)

にしても、ゴールでバイクで待つって話しが有ったけど「前言撤回」こんな雪深い時期に、お許しくだされ。

それじゃ、11日に^^

No title

ビール党さん、こんばんは。
会津西街道の歩き旅はひとまず終えました。
が、せっかく会津若松まで行ったので、雪解けを待って更に北方向へ足を延ばそうかとも思っています。

No title

Mr . Kさん、こんばんは。
某国とはどこのことなんでしょう。もしかして”卡拉OK”の国ですか?

さすがに豪雪の中、バイクで来いとは言えませんでした。
Mr . Kさんと記念写真を撮りたかったですが…。
次に期待してますよ。
プロフィール

しまむー

Author:しまむー
自称りーまんな旅人。
千葉県在住。

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東海道 東海道を歩いてます。


1日目(2013/5/19)三条大橋→大津宿 MAP
2日目(2013/7/13)大津宿→草津宿 MAP
3日目(2013/7/14)草津宿→石部宿 MAP
4日目(2013/8/3)石部宿→水口宿 MAP
5日目(2013/8/4)水口宿→土山宿 MAP
6日目(2013/10/13)土山宿→坂下宿→関宿 MAP
7日目(2014/3/9)関宿→亀山宿→庄野宿 MAP
8日目(2014/5/3)庄野宿→石薬師宿→四日市宿 MAP
9日目(2014/5/4)四日市宿→桑名宿→七里の渡し跡 MAP
10日目(2014/6/8)七里の渡し跡→宮宿→鳴海宿 MAP
11日目(2014/11/2)鳴海宿→池鯉鮒宿 MAP
12日目(2015/4/4)池鯉鮒宿→岡崎宿 MAP
13日目(2015/5/23)岡崎宿→藤川宿 MAP
14日目(2015/7/19)藤川宿→赤坂宿→御油宿 MAP
15日目(2015/9/22)御油宿→吉田宿 MAP
16日目(2015/11/29)吉田宿→二川宿 MAP
17日目(2016/2/20)二川宿→白須賀宿→新居宿 MAP
18日目(2016/4/3)新居宿→舞坂宿→浜松宿 MAP
19日目(2016/5/6)浜松宿→見付宿 MAP
20日目(2016/5/7)見付宿→袋井宿 MAP
21日目(2016/6/25)袋井宿→掛川宿 MAP
22日目(2016/7/17)掛川宿→日坂宿→金谷宿 MAP
23日目(2016/10/8)金谷宿→島田宿 MAP

高札場
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2013年1月13日(日)
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2012年7月8日(日)
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