2016年の年末、沼牛駅
旧深名線の沼牛駅にとって大きな転機となった2016年も終えようとする12月30日(金)、復活を記念するお披露目会から早いもので約2ヶ月が過ぎ、豪雪の季節を迎えた沼牛駅がどうなっているのか気になり再訪することに。お披露目会での賑わいが幻だったのかと思えるほど、ひと気のない沼牛駅は雪に埋もれひっそりと佇んでいた。これからの展開に期待しつつ、沼牛駅から幌加内市街・政和・添牛内と、徐々に消えゆく深名線の名残りを辿りつつ、最後は”せいわ温泉ルオント”で冷えた心と体を温めて。

現役時代の沼牛駅
JR深名線資料展示室の展示パネルより引用

沼牛駅はお披露目会から約2ヶ月が経ち、周りの風景は一変の冬景色に。

駅舎は雪に埋もれ、北国の廃駅らしい雰囲気。

駅舎入口の窓から中を覗いてみる。お披露目会で賑わったのが嘘のような静けさ。

厳冬を迎えた沼牛駅。佇まいが何とも表現しがたい魅力を感じる。

沼牛駅前には工事現場仮設事務所のプレハブ小屋が設けられていた。

さすがは豪雪地帯。

沼牛駅構内。やはりキハ53形か54形、もしくはキハ40形気動車が展示してあれば絵になるのになあ。

沼牛駅前広場と旧駅前通り。

ほとんど車も人も通らない旧沼牛駅前通り。

沼牛駅から幌加内市街にある幌加内町交流プラザへ。

幌加内町交流プラザにあるJR深名線資料館へ久々の見学に。

ここは深名線の歴史を知れる唯一の資料館。

深名線に関する貴重な史料を展示する。

往時を偲ばせる貴重な品々。

幌加内駅に掲示されていた発車時刻表と普通旅客運賃表。

幌加内駅の乗車券箱。

何度来ても飽きないJR深名線資料館。

資料館に展示する昭和7年10月25日発行の小樽新聞。添牛内駅 ~朱鞠内駅間が延伸開業し、幌加内線(後の深名線)が全通したことを記事に書く。見出しは「祝 幌加内線全通 雨竜の山野に鉄輪のひびき」、当時の歓喜が伝わってこよう。

幌加内町交流プラザから国道275号を北上、旧政和駅に。

そば屋として再利用された旧政和駅駅舎。それも廃業して今は野ざらしに建物を残す。

これからも長く残っていてほしい国鉄時代の駅舎。

旧政和駅構内、幌加内方面。ただひたすらに雪原が広がる。

旧政和駅と駅前に残る農業倉庫。

旧政和駅構内、朱鞠内方面。

かつて駅前にあった幌加内町開基七十周年の記念塔が懐かしい。

旧政和駅前のガソリンスタンド跡。

旧政和駅前の国道275号、更に北上して添牛内まで足を延ばそう。

そしえ旧添牛内駅へ。駅前の旧山前家とともに健在だったことに一安心。

雪に埋もれる旧添牛内駅。

積雪に耐える姿には感動すら覚える。しかし、建物は歪みつつありこのままでは倒壊を免れないだろう。何とかしてあげたい。

旧添牛内駅構内、朱鞠内方面。

旧添牛内駅前には旧山前家の1軒が残るのみ。

旧添牛内駅構内、幌加内方面。

旧添牛内駅前。雪解けを待ってまた来よう。

現役時代の添牛内駅(JR深名線資料展示室の展示パネルより引用)
今も往時の姿をよく留めていることがわかる。

添牛内駅があった新市街から旧市街へ移動。ここは国道沿いの旧杉浦商店。

1年4ヶ月ぶりの再訪、真冬の添牛内神社。

さて参道を歩いて添牛内神社へ…と思ったが、入口は雪の壁が遮り。

正月を間近に迎えているにもかかわらず参道は雪に埋もれ。

社殿後方から神社を拝むしかない。

添牛内神社入口向かいにある浄念寺。

添牛内地区の過疎化が進んで檀家が減少、半年前に残念ながら浄念寺は廃寺となってしまった…。

添牛内地区公民館も今は使われている様子はなく。

真新しい添牛内バス待合所に待つ人はいない。鉄道を無くすということは、こういうことなのだ。

”せいわ温泉ルオント”で心と体を温めて帰ろう。
撮影日:2016年12月30日(金)

現役時代の沼牛駅
JR深名線資料展示室の展示パネルより引用

沼牛駅はお披露目会から約2ヶ月が経ち、周りの風景は一変の冬景色に。

駅舎は雪に埋もれ、北国の廃駅らしい雰囲気。

駅舎入口の窓から中を覗いてみる。お披露目会で賑わったのが嘘のような静けさ。

厳冬を迎えた沼牛駅。佇まいが何とも表現しがたい魅力を感じる。

沼牛駅前には工事現場仮設事務所のプレハブ小屋が設けられていた。

さすがは豪雪地帯。

沼牛駅構内。やはりキハ53形か54形、もしくはキハ40形気動車が展示してあれば絵になるのになあ。

沼牛駅前広場と旧駅前通り。

ほとんど車も人も通らない旧沼牛駅前通り。

沼牛駅から幌加内市街にある幌加内町交流プラザへ。

幌加内町交流プラザにあるJR深名線資料館へ久々の見学に。

ここは深名線の歴史を知れる唯一の資料館。

深名線に関する貴重な史料を展示する。

往時を偲ばせる貴重な品々。

幌加内駅に掲示されていた発車時刻表と普通旅客運賃表。

幌加内駅の乗車券箱。

何度来ても飽きないJR深名線資料館。

資料館に展示する昭和7年10月25日発行の小樽新聞。添牛内駅 ~朱鞠内駅間が延伸開業し、幌加内線(後の深名線)が全通したことを記事に書く。見出しは「祝 幌加内線全通 雨竜の山野に鉄輪のひびき」、当時の歓喜が伝わってこよう。

幌加内町交流プラザから国道275号を北上、旧政和駅に。

そば屋として再利用された旧政和駅駅舎。それも廃業して今は野ざらしに建物を残す。

これからも長く残っていてほしい国鉄時代の駅舎。

旧政和駅構内、幌加内方面。ただひたすらに雪原が広がる。

旧政和駅と駅前に残る農業倉庫。

旧政和駅構内、朱鞠内方面。

かつて駅前にあった幌加内町開基七十周年の記念塔が懐かしい。

旧政和駅前のガソリンスタンド跡。

旧政和駅前の国道275号、更に北上して添牛内まで足を延ばそう。

そしえ旧添牛内駅へ。駅前の旧山前家とともに健在だったことに一安心。

雪に埋もれる旧添牛内駅。

積雪に耐える姿には感動すら覚える。しかし、建物は歪みつつありこのままでは倒壊を免れないだろう。何とかしてあげたい。

旧添牛内駅構内、朱鞠内方面。

旧添牛内駅前には旧山前家の1軒が残るのみ。

旧添牛内駅構内、幌加内方面。

旧添牛内駅前。雪解けを待ってまた来よう。

現役時代の添牛内駅(JR深名線資料展示室の展示パネルより引用)
今も往時の姿をよく留めていることがわかる。

添牛内駅があった新市街から旧市街へ移動。ここは国道沿いの旧杉浦商店。

1年4ヶ月ぶりの再訪、真冬の添牛内神社。

さて参道を歩いて添牛内神社へ…と思ったが、入口は雪の壁が遮り。

正月を間近に迎えているにもかかわらず参道は雪に埋もれ。

社殿後方から神社を拝むしかない。

添牛内神社入口向かいにある浄念寺。

添牛内地区の過疎化が進んで檀家が減少、半年前に残念ながら浄念寺は廃寺となってしまった…。

添牛内地区公民館も今は使われている様子はなく。

真新しい添牛内バス待合所に待つ人はいない。鉄道を無くすということは、こういうことなのだ。

”せいわ温泉ルオント”で心と体を温めて帰ろう。
撮影日:2016年12月30日(金)

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